漫画感想庫

だいたい漫画の感想日記。ほとんど電子書籍(コミックDAYSとかbook walkerとか)で読んでます

2020年9月24日(モーニング、モーニング・ツー、イブニング、週刊少年マガジン)

読み放題サービス入ってると購読雑誌多いから日付でざっくりまとめた方が書きやすいかな?色々試してみましょ。

 

 ◎モーニング(2020年43号)

 

・焼いてるふたり

新連載。展開はえー!既に付き合ってたわけでもなく1話の中で速攻結婚すんのすごいな、でもジャンル的には馴れ初めを長く掘り下げるよりうまそうなご飯と夫婦のラブラブを見るのが本筋か。

肉焼きがフォーカスされてたけど作品名は「焼いてる」なので、ちょっぴり出てきた餃子とかそういう系も色々出せそう。

あせとせっけん、この会社に好きな人がいます、(DモーニングとDAYSだけど)ざんげ飯に続いて男女カップルのラブラブモノが続きますね。山口さんがぐわっと大口開けて食べるのにときめいたのでちょっと期待。

 

・ハコヅメ

「AVはプロがプロを撮ったエンターテイメント作品です、子供に現実を教えるものではない」名言中の名言だ!

AVはあくまでフィクション、ってフレーズから更に一歩踏み込んだ明解な表現で感心してしまった、ギャグなのに

「被害そのものを自覚できないことがある」「被害に遭ってしまった後の対応」とか本職経験者じゃないと描けないディティールだなあ……

いつにもまして本格派で教材に使えるんじゃないのって感じの回でした(如月さん除く)。そりゃ川合も泣くよね…

 

・スインギンドラゴンタイガーブギ

「特別調達庁…占領軍の調達業務を担う交法人」ははあ。当たり前だけれど米軍相手の諸々も日本の組織がやってたんですね。

ジャズと言えば今やなんだかオシャレ趣味な音楽って感じだけれど当時は生まれてそこまで日のないジャンル。この時代の描写がいちいち面白くてよい

なんともな評価で終わった格付審査ですが文章的には伸びしろがあるし若い審査員の興味も引いてたし、ここから米軍基地を飛び出して着実に腕と名を上げる…感じになるのかな。

しかし毎度とらちゃんがマジでかわいいですね。すげえかわいい。イチオシ。

 

ペンとハウス最終回!?ミスターズも!?のんびり系ふたつが終わるのはびっくり。

 

モーニング・ツー(2020年11月号)

 

・ひらばのひと

新連載。落語漫画はそれなりにあれど講談とは珍しい。モーニングで読み切り版やってましたね。

あ、あの台じぶんで運ぶんか……落語家さんは着物にてぬぐい扇子にざぶとんってイメージですが(詳しくないので間違ってる可能性大アリ)あの大荷物は大変すぎる…

とにかく講談の世界をまるで知らないのでまんがを通じて色々覗けそうで楽しみです!知らない文化の話がすごく好きなので。

 

聖☆おにいさん

ダメじゃ~~~~~い!って何!?口調何!?

すげえ気さくに出てきたけど仏陀とyesから見てもそこそこの格ですよねイザナギ…見るなのタブーひどすぎて笑う

天界は毎度後先考えなさすぎる、おかんのステンドグラスを流されるロン毛の身にもなれ

 

・終電ちゃん

最終回。ラストは堂々の中央線で〆。

北海道とかいう田舎に住んでるので通勤どころか電車自体に乗らない人間なんですが、残業でくたくたの時にモーニングで読むと(月イチ連載時代)あー仕事帰りにやさしく喝入れてくれるのうらやましいなーってほんわか感じるよい漫画でした。お疲れ様でした。

 

俺たちの日常が!大砲とスタンプが!ねこちゃんが!本誌にも増して続々終わりますねモーニングツー、こっちはほんとに雑誌のカラーごと変わる勢いだ。

 

◎イブニング(2020年20号)

 

金田一37歳の事件簿

解決編。

肝試しのつもりだったのに事故死、壁に塗り込んで隠滅を図るも息を吹き返してしまいそのまま生き埋めにして殺す……

萌音側のリアクションがイマイチ見えないのと証拠が夢ってだけなので微妙に煮え切らないですが、次号で更に新事実が出たりするんでしょうか。でも金田一の犯人はそれくらいするよな…(最悪の信頼)

 

・創世のタイガ

鉄の武器で圧倒するタイガたちだが敵も投石紐というオーバーテクノロジーを使い不安は拭えず。

今のところ局所の武力的には上回ってますがきつい展開が続きますね。自殺島でも辛い描写はみっちりしてきたしこういう描写は徹底的に辛く描く…

 

・K2

大学へ戻り友人たちと再会する一也。お咎めも特に無く医大生として再び歩み始めます。ドクターKを継ぐ者の筋肉を甘く見てはいけない

Kは少し前からコロナというテーマに真っ向から向かい合ってますね。長年医療漫画を描いてきた矜持を感じる。

田舎の視線がなんとも辛い緒方ですが末次先生からあふれるなんとも言えない強キャラオーラ、先生の姿から地元に戻る何かを掴んだ感じかな。

 

週刊少年マガジン(2020年43号)

 

・シャングリラ・フロンティア

フレンド「鉛筆戦士」との出会いの話。

ユナイトラウンズのいらないリアリティを詰め込んだクソゲーっぷりイヤすぎる……武装の故障率が異常でストレスばかり溜まるガンパレードオーケストラを思い出しました。

主人公が強い作品だけれどクソゲーマニアの変態ゲーマーなのに加えて呪いで見た目がファンキーなのがいい感じに好感持たせてくれていいですね。古戦場から逃げるな。

 

・魔女に捧げるトリック

第2の魔女・リーゼを助けるために司祭と敵対する二人。

悪演技に恍惚とするニアちゃん、魔女的知識のほか演技派女優としてトリックを助ける助手になってく感じでしょうか。まんまマジシャンのアシスタントだ。

 

・それでも歩は寄せてくる

新入生を迎えてのお花見歓迎会。

香川ちゃんマジいい性格してんな!リアルにいたらそこそこイヤな子だこれ!次号急展開とは…?