漫画感想庫

だいたい漫画の感想日記。ほとんど電子書籍(コミックDAYSとかbook walkerとか)で読んでます

2020年9月28日(週刊少年ジャンプ、週刊ヤングマガジン、アフタヌーン)

 

WJ、ヤンマガアフタヌーン

 

 

週刊少年ジャンプ

 

・呪術廻戦

巻頭カラー、真人VS虎杖、真人(分身)VS野薔薇。

野薔薇ちゃんカッケエ!!丑の刻参りっていう超王道の呪術で魅せてくれるのたまらんなー。

このマンガはほとんどのキャラがしっかり戦術組み立てて戦ってるけど野薔薇ちゃんのスタイルは伏黒みたいに手札があったり虎杖みたいに正面から圧倒できるタイプじゃない分構築が光りますね。

真人が依然不敵なのが怖いがもうちょっと痛い目見せてくれるのに期待したいです。

 

・ワンピース

奇襲からの大乱闘、一味たちと孤立するドレーク。

逃げ腰なのに変わりはないけどナミとウソップが明確に敵を引き付けて戦ってるあたりマジの総力戦を感じる…未だに勝てるか不安だけれどやるしかない場だよなあ。

そういえばアプーの「"聴いてけ"戦うミュージック♪」は単なる啖呵でなくて文字通り聴かせることで効かせる技だったんだなと今更気付きました。

そして遂に来たカイドウの炎をぶった切る狐火流!セリフもコマ割りもカッコイイ!

「死ぬ時は貴様と一緒だ」ではなく「死なせてくれお前の首と」ってのは凄みが違う。名を捨て知恵を捨て、命も捨てるスナッチの覚悟…!次週から本格的にカイドウ戦かな。楽しみです。

 

Dr.STONE

最強カード・司によりゼノを確保し脱出へ。

最初あーゼノはこういうキャラかー、と思いましたがアメリカの最先端技術者で科学主義者ならこうもなりそうだよなあというか現実世界でいてもおかしくないよなあと言うか。

クロム、クロムは本当に凄いやつです。断絶したストーンワールドで一からこういう人間が生まれたことは希望に他ならないと思うけれどゼノはどう出るか…?

 

チェンソーマン

なんじゃこのマンガ!????!?

ファイアパンチに比べて暴力性とか衝動みたいなのを飼いならしてて恐ろしいと思ってたけど、緩急の急の部分でこうやって暴力性にニトロ詰めて爆破してくるあたり根本が変わらないままやっとんなっての実感してもっと怖い。作家としてのクセを高レベルで制御してるのパないな

なんかスーツ軍団出てきたな~と思ったらサムライソードとレゼのページで固まりました。冒涜的、侮辱的…なんてことするんだ…

でもチェンソーマンVS悪魔魔神連合のアクションはシンプルに楽しみですね。だってもうクヨクヨしたってしょうがねえよこのマンガ!!ワハハ!!次号はよ!!

 

・アンデッドアンラック

怒涛の展開に呑まれかけてたけれど確かにリップとビリーじゃ語ってた目的が違いましたね。思想でなく利害の一致で動くのなら、更に異なる利があれば関係に変化もある…のか?

「不死(アンデッド)…不運(アンラック)…」ん!!がっごいいいん!!しゅき!!タイトルが作中に出る漫画好き!

「わたしたちには不運が付いてる!」イカしてるなあ…! 幸運の女神でなく不運の女神、毎週「セリフ回し意味持たせてんな~~!」って思わせてくるの凄い事だと思いますね。

毎週密度が高いままサクサク進んでいくの、週刊で追うのがスゲー楽しみでステキ…

 

◎週刊ヤングマガジン

 

・1日外出録ハンチョウ

グルメよりおっさん達の日常友情モノの方が面白いというか妙にまぶしいんだよなこれ…

雨の日の断絶感めっちゃわかる。雨の時って解放感は無いんだけれど部屋とか車内とかのスペースの居心地のよさがなんだかすごく増しますよね。友達の家でゲームしながら飯すげえうらやましくなってしまった ギャグ漫画なのにね…

 

彼岸島

アー!ダメだこれ!!ハゲめっちゃいい感じのこと言い出した!!ダメだー!アー!

このマンガ殺す時はネームドも当然のような流れで死ぬからもうこれは…いや割ときついよこのパーティー愛着沸いてきたから…

 

センゴク

小一郎亡き後の宰相選び。秀吉は家康を宰相と決めるが…?

スマホで読むと半ページごとなんでスワイプしたら真っ黒な利休が出てきて悲鳴出ました。傍らに佇む何もかも呑み込みそうな影、なんちゅう迫力の絵だ…

少し前のバカセンゴクに信長の話をする秀吉の図も暖かいような切ないような雰囲気が凄かったですし、定期的に「絵」としてすげえもんを出してくる漫画です。

 

アフタヌーン

 

・メダリスト

巻頭カラー。一巻も発売しツイッターでも話題を多く見かけますねえ。(俺がアイドルマスターシンデレラガールズまみれのTLだからって理由もありそうだけれど)(作者さんが前々から見かける龍崎薫ちゃん担当Pさんなので)

見てて危なっかしいような姿も小さな体で懸命に何かに向かう姿も魅力的で本当に小さい子供の描写が巧みだなあと。

見守らねばならない保護者としての大人と、そんな大人の世界の常識や心配を乗り越えてゆく子供と。親御さんだけでなく先生も考えてなかったところまで羽ばたいていくの沁みますね。今月今までで一番よかった。

 

ヴィンランドサガがお休みだしブルーピリオドもこないだから始まったスポットライトもゲロ辛くてスキップとローファーや友達として大好きだけでは受けきれない!重い!きつい!

巨大な歯車がゆっくり動いた感がありますけどどうなってくんですかねスキップとローファー。なんだか変にソワソワドキドキしてしまう。おっさんなのに。